ファイナルファンタジー
メーカー:スクウェア
機種:ワンダースワン(カラー専用)
発売年月日:2000年12月9日
価格:4800円
ジャンル:RPG


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
8 7 7 6 6 6 6 67
プレイ時間…15〜20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良かですたい!
・シンプルながらもRPGとしてはまとまりが良く、遊び易い内容になっている。内容的にはほぼ移植だけに驚きはないが、携帯機で「ファミコン版より綺麗なFF1が遊べる」ってのがちょっと嬉しい部分だったように思う。

・コマンドで選択した敵を倒した場合に自動で他の敵を攻撃するなどの「今となっては当然」って部分、一度覚えた魔法を忘れられるようになった・フィールドをダッシュで移動できるようになった等の部分は遊び易さ向上に確実にプラスに働いているので、この変更は嬉しい。戦闘バランスは多少オリジナル版と変わってしまうが、2000年発売でファミコン版の仕様だと遊んでてキツいので、この変更は英断と言って良いかと。

・ハードの性能的にはGBカラーにちょっと毛の生えた程度のワンダースワンカラーで「スーパーファミコンよりちょっと劣るかな」程度のグラフィックを実現してるのは良し。見栄えとしてはやたら暗い液晶の関係で見づらさもあるが、まぁいつもベタ移植で済ませるスクウェアにしては随分手の込んだ仕事はしたと言えるんじゃないかな。
ダメですばい。
・見た目以外は割とそのままっぽいバランスで、2000年に出るゲームとしては正直、内容的に古い。んで、かなり大味な調整。クラス間の格差にしてもシーフがやたら弱いとか攻撃魔法が大して使えないとか原作での欠点が解消されてないのは少々残念。

・ワンダースワンのハード自体の欠点でもあるが、音質がやたら割れていて少々耳障りに感じる部分も多い。

・ファミコン時代のボリュームなので当然、今基準だとすぐ終わってしまう内容なのだが、FF1だけ1本入って4800円ってのは少々割高かな…という気はする。
感想ですけん。
 FFは機種を変えての移植はベタな移植で作り直されない事が多かったように思うが、このワンダースワン版FF1は見た目の部分が結構テコ入れされており、ぱっと見スーパーファミコンに近いレベルのグラフィックは実現していた。

 任天堂に門前払いされていたスクウェアが消去法で参入したワンダースワンでの作品。このFF1自体は新作でもやたら力の入ったリメイクでもなかったが、当時のワンダースワンはソフトを出すのがロクなゲームを作れないバンダイほぼ一社であり、ソフトが弱いワンダースワンにとっては救世主みたいな存在だったなぁ…ってのは割と懐かしい思い出。

掲載日:2015年3月23日


機種別一覧(WS)に戻る

レビュートップページに戻る

縮緬遊戯堂トップページに戻る