ドラゴンクエストV 天空の花嫁
メーカー:スクウェア・エニックス
開発:アルテピアッツァ
機種:プレイステーション2
発売年月日:2004年3月26日
価格:7800円
ジャンル:RPG


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PS2版 DS版 サントラ

スライムマグネットもどうぞ。

執筆: ペペロンチ〜ノたこまる専務

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
8 9 8 8 6 9 7 82
プレイ時間…70〜80時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
GOO!
・全体的には、かなりよく出来た映像。後述の欠点(綺麗にしただけで全体的に表現が軽い)はあるにせよ、まぁ原作のイメージ準拠での底上げと考えれば納得もできる。個人的にはタルでの脱出シーンでの滝の表現がかなりよかった。

・サウンド面は文句なしの出来栄え。オーケストラの生演奏収録は迫力があって豪華すぎ。やっぱすぎやま先生はすげ〜よ。

・システムまわりもストレスの無さも個人的にはすごく良いと思う。UIの快適さは相変わらずよく練られています。

・パーティーが3人から4人になっても難易度が大して下がらないあたり、よく考えてバランスが作られている。仲間モンスターも増え、攻略の幅が増えたのも良い。

・相変わらずよく出来たシナリオ。個人的にはすごく好きな作品なので文句なし。

・やっぱりドラクエ5は最高です。
BOO!
・かなりよくできてはいるが、ダンジョンが3Dポリゴンの描写となり、かなり見難い部分も見受けられるのは残念か。

・せっかく仲間モンスターの数が増えたので馬車の人数も増員してくれても良かったのでは…とは感じた。

・エンディングがしょぼい。ある意味、元の作品通りではあるが、せっかくリメイクしたのだからもう少し、プレイステーション2の性能を生かした演出を取り入れても良かったのでは?

・イベントシーンは基本的に人形劇のままであり、良くも悪くもただスーパーファミコン版を綺麗にしただけのイメージ。全体的に表現は軽い。特に主人公の母マーサの死ぬシーンは微妙か…。
感想ですけん。
 名シーンの書き直しなど、やってよかったと思えるシーンも多く、バランス調整もよくできていて楽しめる作品。この辺りは流石のドラクエ、と言える。
 ただ、あえて文句を言えば、エンディングがスーパーファミコン版の演出通りでちょっと感動に欠ける。ボスの攻略も「作業」で終わってしまい、拍子抜け。原作のイメージを崩さない範囲でもっと大胆に肉付けがあっても良かったかもしれない。

掲載日:2004年6月23日
更新日:2017年2月27日


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
8 10 8 7 9 7 9 88
プレイ時間…200時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
勇者よ、良い所を言えば世界の半分をやろう!(良いとこ)
・かの名作、ドラゴンクエストVのリメイク版が遂にプレイステーション2で再登場。グラフィックはオリジナル版のイメージを損なわない方向性で綺麗になったのが良い。キャラが大きめに表示されるようになったので表情まではっきり見えるようになったのは嬉しい。フィールド上での朝霧や夕焼けの場面は美しさにも注目。

・サウンドもフルオーケストラの豪華版。ドラクエのBGMは元からオーケストラ化するのを前提に作ってあるそうだからまぁ当然かもしれんが、原典のBGMから違和感なく豪華に仕上げてある点は見事の一言、ですな。

・スーパーファミコン版ではやや接点が少なかった花嫁候補の1人:フローラとのエピソードが物語冒頭で追加されたのは良い変更点だと思う。

・7やプレイステーション版4でおなじみの「はなす」による会話システムが採用されたのは嬉しい。モンスターには知能が高そうな悪魔系の者を込みで一切会話は用意されていないのはやや残念だが、人間キャラに限ってみてもバリエーションは非常に多い。大体の人物は予想範囲内の内容が多かったが一人異彩を放つのはモブキャラに近かった衛兵のピピン。あんな欲望をストレートに口に出す男とは知らなかった(笑)。

・パーティが3人から4人に変更され、バランスが崩れていないか不安だったが、その心配は無用だった。定員が増えたので今まで戦闘に出る機会のすくないキャラにも出番が回るようになったのは良し。まあ、やや簡単になっている感じは受けるが。間口を広げるって意味ではアリ。
おお勇者よ。ダメなところとは情けない。(イカンとこ)
・3Dで描画される事でオリジナル版よりも見づらくなった場面もチラホラ…。とくにダンジョンや町ではそう感じる。また、キャラの描画が細かくなった分、寝る時に目を開けたままであるとか、服を着たまま温泉に入るとか不自然な場面が目立ってしまう(脱いだら脱いだで問題ありそうだが)。

・仲間モンスターが増えたのはいいが、バランスに関して手が加えられておらず、スーパーファミコン版で「コイツ使い道無いやん…」なる趣味レベルのモンスターが多いままだったのは残念。結局はスライムナイトやら、仲間になりやすくバランスの良い能力を持つモンスターに落ち着きがち。どのキャラでも極めればボスまで連れて行ける(もしくはそこまで極端でなくてもどのモンスターにもちゃんと見せ場がある)、という風にバランスは調整して欲しかった。

・殆ど新作の域まで作り替えられてる関係上仕方ない部分もあるとは思うが、リメイク作品にしては値段が高いのも若干気になる。

・追加要素である名産品システムは作業になりがちで、あまり必要性を感じない。
感想だYO!!
 やはり、ドラゴンクエストシリーズのリメイクは安心して遊べる。オリジナルのイメージを崩さずそれぞれのパートを肉付けしていくのがすごく上手いんだワ。この辺りは是非とも他のメーカーにも見習ってほしいところだね。

 最近の和製RPGのリメイクだと変にアレンジした内容になっちゃったりして悲しくなる事も多いけど、このPS2版ドラクエ5みたいに、『あくまで原作を綺麗に、快適にしただけに徹したリメイク』ってのはもっと見直されても良いとは思う。個人的にはリメイクゲーはこれぐらいの味付けの方がちょうどいい。

掲載日:2004年6月23日
更新日:2017年2月27日


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