メタルスラッグ3
メーカー:SNK
機種:ネオジオ
発売年月日:2000年6月1日
価格:32000円
ジャンル:アクション(シューティング)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
10 9 9 10 7 8 90
プレイ時間…20〜30時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
最高ですやね!
・アクションゲームとして純粋に爽快感があり、操作しているだけで楽しい。ステージ構成や敵の配置など、職人技が光る。見た目でも実際のプレイ感覚でもステージ毎のメリハリが効いており、ダレない工夫が多く盛り込まれており、万事に於いて隙の無い作り。

・圧巻のドットグラフィックは一層パワーアップ。操作キャラ・ザコ・ボス・更にはタイトルにもなっているメタルスラッグをはじめとする各種のメカや背景などなど細部に至るまで描き込み・動き・パターンのいずれもが群を抜く完成度。かつ動きの凝り具合が操作部分の足かせになってないのが素晴らしい。

・BGMの良質さも健在。場面に合った曲が流れ、プレイヤーを盛り上げてくれるのが良し。過去作で使われた曲のアレンジも音質が良くなっているのは◎。

・難易度は高いが、理不尽過ぎる程の殺しにはかかって来ておらず、やり込み次第では大概打開できる事が多い。そういう意味ではよく練られたバランス調整とも言える。ただし、一部例外あり(下記)。

・文字や音による説明が一切無くても展開が理解できる万国仕様のシナリオ描写も秀逸。ミリタリー物としての色合いがかなり薄まりコミカルさやSFっぽさが強調されているが、これはこれで良い。いろいろな映画やドラマ等のパロディ臭い描写や作品全体を覆うどこか微妙にシュールな感じなど、個人的にはタマランですな。
イカンぞな。
・作品を重ねる毎に『硬派な戦争モノ』から逸脱し、ネタ化の方向にシナリオ描写がぶっ飛んで行った点に関しては、賛否割れるところではあるかも。個人的にはそんなに違和感無いけども。

・一部ボスで反則臭い動きをする者がいるのがしんどい。基本、敵の攻撃に被弾すると一発死のゲームなんで、回避に運が絡んでくるのはちょっと理不尽にも思えたり。

・後半のステージは1面辺りが長く、ややダレる部分もなくはない。
THE 感想。
 旧SNK時代のメタルスラッグ初期作の完結編。少々インフレ気味の難易度設定がヘタレゲーマーのわしには辛いところ。前作までに比べるとかなり難度が高く「そりゃねぇべ〜」とか音をあげたくなったりもするが、"理不尽"まで振り切ってる感は少なく、やり込みで打開できるバランスの上限ギリギリに設定してあるイメージ。良質なグラフィックやサウンド、軽快かつ爽快感のあるアクションなどなど、アクションシューティングとしての完成度は高い。

 わし個人としてはメタルスラッグで一番好きなのは、前作の『X』とこの『3』とが同率で1番のお気に入りって感じだろうか。バランス面はX、グラフィックやシナリオ・ネタの密度って点でこちら3ってイメージ。現在は任天堂機種のバーチャルコンソールやソニー機種のゲームアーカイブスで安く遊べるのも嬉しい。

掲載日:2016年3月21日


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