ゼルダの伝説 4つの剣+
メーカー:任天堂
機種:ニンテンドーゲームキューブ
発売年月日:2004年3月18日
価格:5800円
ジャンル:アクションRPG


かいたひと : アルツ=ティッシュマン社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
77
プレイ時間25時間
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
カーッ、ここは良かったッ! あちゃぁ・・・こりゃじゃーイカンぞ!
・3つのゲームのカップリング。さらにケーブル付属でパッと見、かなりお得感がある。

◆ハイラルアドベンチャー
・面クリア型という、今までのゼルダとは異なる展開で楽しめる。ステージ数も多く、想像していたよりはボリュームがあった。

・GBA版「4つの剣」は多人数限定だったが、今回は1人で遊ぶときは4人を同時操作することで遊べるように配慮がなされているのは良い。

・2Dなので、画面が見やすく周囲を確認しやすい。カメラ操作等のような紛らわしい操作がないので謎解きや戦闘に集中でき、 手軽に楽しめるのが嬉しい。

◆シャドウバトル
・シンプルなルールでお手軽に遊べる。

◆ナビトラッカーズ
・音声による誘導は今までありそうでなかった。かなり画期的な内容ながらもシンプルなルールなので割と簡単に馴染むことができる。気の合う仲間と多人数で遊ぶと相当燃える。

・ナビゲーターはそれぞれ個性が強い。特にチャツボの鬱陶しさが笑える。
・多人数で遊ぶには人数分のGBAとケーブルが必要なので、やはり敷居がかなり高い。1人で遊べるモードが少なく、一緒に遊ぶ人がいないと値段分遊べない。シャドウバトル、ナビトラッカーズは2人では物足りない。

・連動ならではのソフトがようやく出てきた、という印象を受けた。連動を提唱したゲームキューブ発売から相当の時間が経っている。やや遅すぎたようにも思える。

◆ハイラルアドベンチャー
・ゲームキューブの性能に物を言わせ、敵の配置が数で押しているようなカンジ。パーティゲームとしてならともかく、1人で遊ぶ内容として洗練されているとは言い難い。

・グラフィック、サウンド共に過去の作品からの流用の割合が高く残念。2Dの作品だからって過去のものから流用せずに、性能を活かして描き込んでくれたほうがずっと嬉しかったのになぁ。

・1人の時に4人のリンクを操作するのだが、AボタンやRトリガーを押すと勝手に持っている物を放り投げてしまう。アクションが制限されるので面倒臭い。

・GCとGBAでアイテムの効果が微妙に異なるものがある。混乱するので統一してもらわぬと困る。

◆シャドウバトル
・ハメ技が存在し、ゲームバランスが良くない。また、単純すぎてすぐ飽きる。

・1人では一切遊べない。COMと対戦できてもよかったのでは?

◆ナビトラッカーズ
・1人でやってるとかなり寂しいしすぐ飽きる。

・テトラのセリフが微妙に棒読みっぽい。
感想+愚痴
 3本も別内容のゲームが入っている、かなりお得なゼルダ。シャドウバトル以外は1人でも遊べるが基本的には接待用。さすがに完成度は高い。
 残念なのはハードを複数用意しなければならないという敷居の高さ。任天堂は「オンラインは金がかかり、マニア向けの内容で敷居が高い」と常日頃から主張しているが、このGC−GBA連動も「人を集めるのがタイヘン」とか「ハードやケーブルを複数用意する必要がある」など、別な面でしっかり敷居の高さは存在する。この連動が普及しなかったこと、さらにはゲームキューブが成功しなかったことは、この辺認識不足が絡んでいることはまず間違いない。他にも「過去のゲームは任天堂の資産。バラまくようなマネはしない」と言っておきながら「ゼルダコレクション」という壮大なエサでなりふり構わずこのソフト売ろうとするやり方は、ユーザーの視点から見て純粋に嬉しい一方で、やりきれぬ虚しさもある。

掲載日:04年7月19日
更新日:05年10月1日


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