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DX
メーカー:任天堂
開発:HAL研究所
機種:ニンテンドーゲームキューブ
発売年月日:2001年11月21日
価格:6800円
ジャンル:アクション(2D・格闘)


広告(良かったら買ってくれぃ)

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
10 9 8 8 8 10 95
プレイ時間…1000時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
てやんでい、いいところでぃ!
・とにかく豪華な作りで『デラックス』の名に相応しい内容となっている。一緒に遊ぶ人がいると非常に対戦が盛り上がる。

・前作では貧弱だった1人用も『アドベンチャー』や『オールスター』、練習のできる『組み手』等の新要素があり、多少は改善されている。

・キャラの数が増えたのは素直に嬉しい。アイスクライマーやファイアーエムブレム、そしてゲーム&ウォッチのキャラの参戦には驚いた。キャラクター毎の格差も前作よりは小さくなり、バランスも概ね取れている方だと思う。普通に遊ぶ分にはそんな露骨な強弱は出ないんで、しっかり調整できてるゲームって言えるんじゃないかな。

・拡大しても粗さがほとんど目立たないほど作りこまれたキャラクターのモデリングの出来栄えには拍手を送りたい。また、描き込みが細かくなったにもかかわらず、見易さを損ねていないのも良し。

・フィギュポンやアドベンチャーモードでの色々な作品のステージ等、古くからの任天堂ファンには嬉しい&懐かしいと思える要素が多い。そういう意味でジジイホイホイ的側面も
べらんめい!いけねぇところでい!
・ごちゃごちゃと仕掛けが多いステージが大半を占める。もうちょっとシンプルでバトルに集中できるステージが多くても良かったと思う。また、ニンテンドウ64のステージで数を稼がなくても良かったので代わりにファイアーエムブレムキャラ用のステージが欲しかっ た。

・NPCの動きがかなり不自然。スコアがトップのプレイヤーばかりを狙ったり、特定のアイテムにしか反応しなかったり、飛び道具をシールドで反射しまくったり…。その辺をもうちょっと人間らしい動きを作りこんで欲しかったところ。

・ちょっとポケモン(4匹)とマリオ系(8人)に人選が偏りすぎな気もする。もっとカービィシリーズやワリオなどの任天堂企画開発部(旧開発第一部)系から登場するキャラがいても良かったと思うが。
感想諸々
 とにかくボリューム満点でサービス精神が溢れる作品。一緒に遊ぶ人がいればサルのように延々と遊び続けられるゲームだと思う。遊びに遊んで約1000時間。手軽かつ奥深い。そして適度な運要素の絡みなど、バランスが良い。多少強化されたとは言え1人で遊ぶには少々飽きやすい面はあるが、対戦モノ・接待用としては間違いなく至上の一品と言える。

 とりあえずは任天堂好きなら対戦相手がいなくても持ってて損しないゲームですやね。100万本以上売れたにも関わらず中古価格が高値を維持している事からも、買った人が手放さない事がうかがえる。

 個人的にはスマブラって言えばこのDXがダントツで好きだったなァ。X以降の近年はスマブラはどっか『オールスター』・『夢の競演』ってよか、『闇鍋』とか『ごった煮』とか形容した方が近い、どっかゴチャゴチャしてまとまりが付かなくなった内容に思える。何作も続けて焼き直しくさい作風が続き、内容もどんどん敷居が高くなる一方でついてく気も失せた。このHAL研究所時代のスマブラ路線に戻ったら、次は欲しいって思えるだろうけど……まぁ無いだろな…(苦笑)。そういう意味ではチト切なさも感じる今日この頃ではある。

掲載日:2004年7月3日
更新日:2019年1月29日


執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
10 9 8 9 7 10 95
プレイ時間…1200時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
こ、これはどえりゃあすごいの!!
・ゲームキューブ初期ながらグラフィックがかなり綺麗。前作は一般的な64レベルのグラフィックでしかなく、キャラの動きが微妙にトロいような特徴があったが、今作はモーションが滑らかでヌルヌル動くようになったのも特徴。

・前作では少なかったキャラ数やステージ数やフィギュア等が大幅に増え、他のモードもさらに充実してきた。スペシャル乱闘やアイテムの組み合わせ等で普段とはひと味違うバトルを楽しんだり、一人用モードでコツコツとやりこんだりとゲームの楽しみ方が増えてくれたのは嬉しい。さらにどれも流用等は少なく、一から作り込まれていて労力を感じる。

・フィギュアや参戦キャラの多様化等によって任天堂関連のネタも増えてきており、さらに『ニンテンドーオールスター』なゲームになった。バトル中には登場しないがフィギュアで観賞出来るだけのものもあり、任天堂IPからの出展数はかなりのもの。イベント戦でも任天堂のゲームネタを意識したものが出てきたり、任天堂オタクが見るとクスリと出来る物が多かった。

・空中緊急回避の追加や自滅によるマイナスポイントの増加等、戦いに関しての仕様もさらに便利かつパワーアップしている。スマッシュホールドによる攻撃のずらしや横必殺技、横投げの追加により攻撃手段も増えてさらに様々な方法で攻撃を繰り出す事が出来る。

・ロード時間や画面の切り替わりが早めで、設定やバトルに移行するまでの時間がサクサクである。ルール変更やキャラ選択した後に他の画面へ移動して戻ってきても、それらが残ったままであったりとUIはなかなか快適。

・音楽のアレンジが中々上手く作られており、逆に原曲をそのまま使うものは少なめでしっかりとアレンジが施されているものが多い。ステージ元のゲームとは全く違う出典元のゲームのアレンジ曲も使われていたりもするものの、違和感は無し。音楽だけでも曲数はかなり多くサウンドテストで聴いているだけでもかなり満足出来る。
あちゃあ〜。これはいかんの〜!
・キャラの増加は良いのだが、その一方で基本的な性能を流用させたコンパチキャラが少し増えている。コンパチ元と比べると新鮮さという意味では少し欠けるかもしれない。

・キャラやステージに関しては、出展元がやや偏っている。マリオ勢が少し優遇気味で、逆にカービィ勢は増やしても良かったように思う。

・前作に続きキャラの格差がやはり大きく、気軽に友達と遊ぶのならまだしもガチ対戦を極めてくるとキャラ格差がキツくなってくる。タイマンでの勝負をメインに捉えたゲームではないので、格ゲーのようにキャラ格差やダイアグラム等を気にする事自体がそもそも野暮な気もするが…。

・普通の大乱闘モードではCスティックを使ってスマッシュ攻撃が使えるが、他のモードではCスティックを使ってもスマッシュが出ないのはちょっと困る。
ほんじゃあ、感想じゃあ。
 初代のニンテンドウ64のスマブラからハードが移り、性能がアップしたゲームキューブにてスマブラもさらにパワーアップした!グラフィックから音楽からゲームシステムから何から何までさらに出来が向上している。それらの要素が組み合わさり、前作と比べてもボリュームが桁違いなほどの量になっている。

 シリーズ全体で見てもスピーディーなバトルを楽しむ事ができ、本作のシステムと操作性の高いGCコントローラーとの相性はとても良い。自分は今だにスマブラをやるならGCコンじゃないと、違和感を覚えるほどである。GC自体は持っていない友人もいたが、スマブラのためだけにマイGCコンは持っているという友人も居たほどだった。

 自分のゲーム開始年齢がかなり早かったのもあり、本作は発売当初から現在に至るまで非常に長らく愛好してるゲームになっている。GCのゲームの中でも恐らく一番長時間プレイしたゲームで、他のゲームの中でもトップレベルにやりこんだゲームだと思う。

 GC初期における名作であり、現在でも複数人でワイワイやりあうと盛り上がる事間違いなしだと思う。『スマブラ』たるものがどういう物なのか確立したのも本作からじゃないでしょうか。スマブラシリーズの中でも一番のお気に入りです。

掲載日:2016年7月11日
更新日:2019年1月29日


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