アサルト
メーカー:任天堂
開発:ナムコ
機種:ニンテンドーゲームキューブ
発売年月日:2005年2月24日
価格:6800円
ジャンル:シューティング・アクション


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
50
プレイ時間・・・15〜20時間程度
※映像〜シナリオは10点満点、総合は100点満点
サイコー だめぢゃん
・1人用モードで中断ができるようになったので、まとまった時間が取れなくても遊べるようになったのは嬉しい。地味ながらもこれが一番嬉しい改良点ですな。

・BGMがフルオーケストラなのでそれなりに迫力がある(曲自体は以前の作品の方が良いけど)。

・対戦モードが充実しており、多人数で遊べる環境があるならば長く楽しめそう。
・多機種でたくさん発売され海外で人気のあるFPSの要素を盛り込もうとしたのは良いとしても、面白さに全く繋がっていないのであれば意味など無い。地上ミッションの操作が無駄に複雑で覚えにくい上、地形が複雑過ぎて現在地がわからない、カメラの位置・操作感が悪い(そのせいで細かい足場から落ちる事多し)などなど、アクションゲームとして致命的な欠陥が目立つ。

・1人用モードにボリュームが無い。シューティングステージの割合がやたらと低いのも少々疑問に思う。雑誌等のインタビューでは「ステージ分岐や面数を削ってその分一面あたりを深く作り込んだ」との事だが、全体的に作りが荒く、とてもそうは思えない。シナリオが短い上に盛り上がる場面が無く、展開がシリーズのファンに媚び過ぎ。只でさえ短いシナリオに「懐かしい」と思える要素ばかりをひたすらつぎ込んでしまったためか、薄味過ぎてどうにも物足りない。スターウルフの面々が善人過ぎるのもいささか疑問。

・アーウィン(戦闘機)の挙動が軽過ぎたり、効果音がショボかったり・・・。操作感・フィット感はニンテンドウ64版より数段劣る。

・ロード時間が頻繁に発生する上にやたらと長い(15秒以上とか)ので快適に遊べない。

・仲間が足枷にしかなってない。地上で孤軍奮闘してる間に連続で空中で救援を求めてくるのは正直、ストレスにしかならない。高速で移動してるため追い付けないとか建物の影で援護できないとか、条件がきつ過ぎる。つーか、お前ら、後ろ取られすぎじゃ。戦力なのがフォックスだけで残りがお荷物では遊撃「隊」じゃないでしょ。

・メダルやフラッグやらを苦労して集めたオマケがファミコンソフト・・・。いずれも名作である事は認めるが、「なんで!?」って印象が強い。ナムコとのコラボレーションである事だけを強調するだけのオマケ要素など必要無いし、ワシのように元からそれらを持ってる人間には殆ど有り難味が無い。

・対戦時、チーム分けをコントローラの繋ぎ替えでしか行なえないのは今時不親切極まりない。お手本にした(と思われる)「スマブラDX」より劣ってるよ。一緒に遊ぶ人がいないと一切対戦モードを遊べないのも残念。COMとの対戦も可能なら良かったのだが。
感想じゃよ
 期待が大きい作品だっただけに裏切られた印象が強い。ここまでボロボロだと怒りを通り越して呆れてしまう。
 かつてニンテンドウ64版「スターフォックス64」の製作者インタビューでは「スターフォックスシリーズは複雑になり過ぎてマニア向けになってしまったシューティングというジャンルを見直すために生まれた」というコメントがあったような気がするが、その言葉とは裏腹にゴテゴテと色んな要素を加えて登場。勿論、それが面白いのであれば文句は無い。しかし、ことごとく新要素がマイナス方向にしか働いてないのが痛い。う〜ん、迷走してますな。遊べば遊ぶほど腹が立つ内容と言うのもある意味スゴイけど。
 それにしても微妙だ。スーパーマリオやゼルダの伝説、ウェーブレースにテンエイティ、マリオカート・・・。ゲームキューブの任天堂シリーズ物は佳作止まりの事が多かったが、この作品もその例にもれず中途半端な出来。マリオやゼルダは間違いなく「良作」の域には達していたと思うが、今作は駄作に近い崩れっぷり。少なくとも、任天堂の名前で出た作品でここまで「操作感覚に無頓着」だったと言い切れる作品は未だかつて無かったね。任天堂さん、このレベルの完成度でもOK出しちゃうのかい、とイライラが募る。開発担当のナムコに気を使ってるのかもしれんがそんなもの捨てちゃってOK。この程度のものしか出せないコラボレーションなど無意味だ。
 「スターフォックスアドベンチャー」に続き、今作もこの程度の内容では「スターフォックス」の名前が泣くし、ファンも愛想を尽かす。ブランドの信頼を積み上げるのはタイヘン、崩すのは一瞬。スタッフの皆さん、そこんとこをお忘れなきよう。・・・ってワシのような素人にここまで思われるようじゃ、まったく先が思いやられるよ>スタッフの皆さん。
 以上、偉そうな一ファンの戯言でした。

掲載日:05年3月1日
更新日:05年10月17日


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