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メーカー:任天堂
開発:任天堂情報開発本部
機種:ニンテンドーゲームキューブ
発売年月日:2003年11月7日
価格:5800円
ジャンル:レース(コミカル)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
75
プレイ時間・・・30〜40時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
カーッ、ここは良かったッ! あちゃぁ・・・これじゃーイカンぞ!
・キャラクターがよく動くこと。非常ににぎやかな感じである。新システムである「2人乗り」も違和感なく馴染んでいる。

・参戦キャラが増え、キャラ毎にオリジナルアイテムが用意された。選択の幅が広がったのは嬉しい。

・アイテムボタンの押しっぱなしでカート後部にアイテムをぶら下げる機能が廃止され、スーパーファミコン版の形式に戻った。バナナや甲羅を用いての攻防が熱くなった。

・ミニジャンプが無くなったのには戸惑ったが、極悪なショートカットの防止策と思えばある意味は納得。操作方法は相変わらずシンプルゆえ簡単に慣れること ができる。

・150ccの難易度がかなり上がった。ストレスは溜まるが、前作が簡単過ぎたのを思えばまあ一概に悪いとも言えんな。
・グランプリでのリトライができなくなった。今までに比べ運の要素が強いので、回数制限ありでもやり直しができれば良かったのだが。

・COMに序列があるのは今までのシリーズ伝統。だが、アイテムで叩き落した後の復帰が異常に早いなど、動きを注視していると不自然に感じることが多い。また、COMが賢くなっているだけに、後方のプレイヤーに対し赤甲羅をわざわざ後ろに投げるような露骨なプレイヤー狙いの行動が不自然に感じられてしまう。特に150ccのCOMのプレイヤーに対する攻撃は陰湿過ぎて閉口。理不尽と思えるような難易度の上げ方はやめてほしい。

・穴から落ちるだけでアイテムを失ってしまったり、回避不能な攻撃でアイテムを失うことがある。アイテムは取ったらすぐ使わなければならず、戦略の幅が小さくなった気が。全体的には初心者にも優しい作りを目指していたようだが、この変更点は明らかに失敗だろう。操作ミスがなく、アイテム攻撃を回避する腕のある上級者に有利過ぎる。何を目指していたのか不明瞭な変更点が多いし、前作との違いを出すためだけの変更点なら、そんなものはいらない。

・視点の位置が悪く、視点変更機能が無いのは痛い。使っていないCスティックを割り振って欲しかったところ。クッパやパックンなどのガタイの良いキャラを使うと下り坂で先がサッパリ見えず、ストレスが溜まる。これまでの任天堂ならこんな基本的なことくらい配慮がなされていたはずだがねぇ・・・。また、ドリフトの操作はRトリガーを使用するのだが、深すぎるL&Rトリガーのストロークが仇となり操作感が悪いしアナログ入力であることも生かされていない。

・ショートカットをさせない配慮だとは思うが、宙に浮くだけでスピードがガクッと下がるのは正直いただけない。爽快感が犠牲になってしまっている。

・今回の目玉システムである「2人乗り」システムだが、2人で分担操作すると片方のプレイヤーはやることが少なく退屈すぎる。

・バトルモードは過去の作品より明らかに完成度が低い。ステージが全体的に単調かつアイテムの効果が強力なので甲羅の打ち合いで勝負が決してしまう。
感想じゃよ
 全体的にボリューム不足。コース数はさほど多くなく、前作だいぶ間が開いているのにゲームモードにはこれといった進化は見られない。内容的にも底の浅さや理不尽さが目立つ作りで、物足りなさがあった。良質なパーティゲームに生まれ変わった感はあるが、1人でも多人数でも楽しめたかこの作品のことを思えば、多人数偏重の作りには疑問符が付く。スーパーファミコン、ニンテンドウ64とマリオカートシリーズにはドップリとはまってきただけに残念でならない。
 「2人乗り」などパッと見の進化だけに留まらず、あっと言わせる何か斬新な進化が欲しかった。

掲載日:04年7月19日
更新日:08年2月13日


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