メーカー:任天堂
開発:インテリジェントシステムズ、任天堂開発第一部
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2002年3月29日
価格:4800円
ジャンル:シミュレーションRPG


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
10 91
プレイ時間・・・150時間以上
※映像〜シナリオは10点満点、総合は100点満点
いいところです こまったところです
・全体的にゲームの根幹となるシステム面はシンプルで完成度なものに仕上がっている。目新しいシステムは特にないが、これまでのシリーズの良い部分を凝縮した物に仕上がっている。スキルは廃止され、一見地味になったものの、運に頼る大味な戦闘から解放され、キャラごとの格差が小さくなったので良かったのではないか。これまでのシリーズで見られた全く成長しないハズレキャラもいなくなり、どのユニットにもそれなりに見せ場があるバランスが個人的にはかなり嬉しい。

・シリーズで初めてチュートリアルが用意された作品。スムーズでわかり易い操作感やRボタンでアイテムやキャラの説明を見ることができるヘルプ機能も搭載。丁寧でユーザーに優しい作り。間口が大きく広がった印象がある。携帯機であることを配慮し、オートセーブにしたのも親切でありがたいことじゃな。

・全体的にユニットの成長率が高くなり、「レベルアップしても何も上がらない」といったことが今までより格段に少なくなったのは嬉しい改良点。

・戦闘アニメはキャラ小さいながらも非常に良くできている。滑らかな動きは見ていて飽きない。

・支援会話システムは、キャラクターの色々なエピソードがわかり嬉しい。ストーリー上では台詞が用意されていないような影の薄いキャラにもスポットライトが当たる、といった意味で良いシステムだと感じる。
・イベントや登場キャラクターは今までのシリーズであったお決まりのパターンが多く、完全新作の割には新鮮味に欠ける面は否定できない。

・すべての外伝マップをクリアし神将器を揃えないと最終章までいけない(バットエンディング)のはちょっと厳し過ぎる気もする。

・マムクート(ファ)が30回しか攻撃できず、竜石の修理もできないのは不満。「紋章の謎」のように「竜石を使うと数ターン変身出来る」方が良かったなぁ。また、主人公ロイのクラスチェンジが異様に遅く、中盤からしばらくはおとりや削り役といった地味な役回りにまわりがち。

・戦闘アニメの質は高いが、前作よりも動きのパターンがかなり減ってしまったのは残念。

・闘技場の敵のパラメータで不可解な点がチラホラ。計算してみると、パラメータの上限値を振り切ってる敵も結構いるような気がするんだけど。なんかインチキくさい。
感想ですじゃ
 ファイアーエムブレムシリーズとしては初の携帯機向け作品。
 シリーズの生みの親であり前作までのメインデザイナーであった加賀昭三氏が製作に参加していない初めての作品なので、「完成度が保たれるものか?」と心配しておったが、実際に遊んでみると堅実な内容でその不安は吹き飛んだ。この後のファイアーエムブレムシリーズにも期待できる高品質の作品だったね。

掲載日:04年6月23日
更新日:08年1月7日

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ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣(1990年・FC)
ファイアーエムブレム 紋章の謎(1994年・SFC)
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