光の4戦士
-ファイナルファンタジー外伝-
メーカー:スクウェア・エニックス
開発:マトリックス
機種:ニンテンドーDS
発売日:2009年10月29日
定価:5980円
ジャンル:RPG


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
53
プレイ時間・・・15〜20時間程度
※映像〜シナリオは10点満点、総合は100点満点
ヨロシイ。 イッカ〜ン!!
・グラフィックは貧弱な性能のDSながら、どこか幻想的・メルヘンチックで懐かしい雰囲気を巧く醸し出している。ファイナルファンタジータクティクスの吉田明彦氏デザインのイラストもかわいらしくてよろしい。

・ファミコン時代のようなメロディラインが強調されたBGMはいい意味で昔を連想させる。

・思い通りに動かせない戦闘でのキャラの動きはもどかしいが、あらかじめ予想して、予想通りに動かすよう工夫する、と言った意味では“戦略性がある”とも言えるのかも・・・。
・戦闘において攻撃・回復のターゲットを細かく指定できないのが物凄くじれったくて不便。ドラクエ4のAI戦闘にイメージは近いが、不便さばかりが前に出て、面白さに繋がってないのが痛いところ。

・メンバー各々の成長が描かれるため序盤〜中盤はずっと1人〜2人で行動することが大半で、メインメンバー4人がなかなか揃わない。よって、どのキャラも無難に強力なクラスで安全優先で育てるしかなく、個性を付けにくいのがつまらないと思う。クラス自体も強い物とそうでない物の格差が非常に大きく、使わないまま終わっちゃう物もあったり。また、ゲストメンバーにアイテムを持ち逃げされたりして物凄く腹が立った。

・持てるアイテムの上限が少ないとかキャラ間のやりとりが面倒だとか、戦闘中に装備を変えられないとか、とにかくシステム面が不便。ハッキリ言って「古い」・「不便」なだけ。こういうところまで昔風にせんでもよろしい。

・自分のレベルに合わせて敵が強くなる。・・・ってか守りが強化されん分、レベルを上げるほど辛くなる!!レベルを上げるとかえってクリアが困難なバランスなのは理解に苦しむ。ワシ的にはレベルってのはあくまで自分達の強さの指標であると考える故、それに合わせて敵が強くなるってのは到底理解できない。この手のスタイルを採用してるRPGは少なくないが、個人的には好きになれない。敵が自分たちに合わせて変動するなら、そもそもレベル制を採用してる意味自体が無い。

・「属性」の効果が大き過ぎて持ちこむアイテムによっては“詰む”場面が多い(合わない属性の物を装備して乗り込んで何もできなくて戻る羽目になったり)。戦闘中に装備を変えられないのも不便なことこの上なし。必要以上にやり直しさせられたりするので不便かつ不愉快。

・ニンテンドーDSのゲームじゃあ珍しいことでもないが、セーブデータが1個しかないってのがチト不便に感じてナ・・・。2周目とかやりたきゃ前のデータ消さなきゃいかんワケで・・・。ま、そこまでの気力は起きませんが。
感想なり。
 「古き良きRPG」を目指して作られたと言うが、どっちかと言うと「古き」を感じることは多々あってもそれは「未完成」・「不親切」なのであって「良き」であるとは感じることは全くなかった。色々とシステム面で“不便さ”があるが、これが「古き良き」に該当する要素であることを指すならアホらしいことこの上ない。勘違いもいいところだ。
 正直、個人的な印象としては、このゲームならではの「古き良き」要素は「古い」、「不親切」、「不便」など、ストレスを感じる方向にしか作用していない。個人的にはこれが「古き良きRPG」だとは絶対認めたくない。システムや操作性は洗練されつつもシンプルにまとまってこそ「古き良き」を名乗れるのであって、手抜きシステムで「懐かしさ」をユーザに感じてもらうのには無理があり過ぎる。
 グラフィックやサウンド等の世界観は独特で個性的なモノを持ってるだけに、色んな面で「惜しい」と言う印象が強い。

掲載日:2010年9月18日


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