新・光神話パルテナの鏡
メーカー:任天堂
開発:ソラ
機種:ニンテンドー3DS
発売年月日:2012年3月21日
価格:5800円
ジャンル:シューティング(アクション)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
10 10 10 91
プレイ時間・・・50〜55時間程度
※映像〜シナリオは10点満点、総合は100点満点
良かですたい! ダメですばい。
・任天堂の作品と言う枠で考えれば『罪と罰』あたりが一番近い内容か。決してとっつき易い題材ではないと思うのだが、随所に敷居を下げる工夫がなされており、手触りが良い。一度始めるとついつい遊び続けたくなる中毒性の高さも魅力。

・桜井氏の手掛ける作品全般そうなのだが、UIのデザインが分かりやすくて親切。ちょっとした遊び心があるのも良し。

・悪魔のカマなる難易度調整が味な試み。自分で塩加減を調整でき、難しいレベルまで高めるとミスした時痛いけど報酬が豪華になるなど、ついつい背伸びしたくなる魅力あり。調整できる幅が物凄く広いので、シューティングが苦手と言うプレイヤーでも楽しめるだろうし、難しくすれば見返りも大きくなる分、マゾい人たちも満足できるのではないかと思う。

・ベタベタのギャグ満載の作風はやはり桜井氏ならでは。好みが割れそうなテイストではあるが、個人的には好き。道中が常に賑やかでヨロシイ。ストーリー展開のはっちゃけっぷりも、やり過ぎ感もあるけど、開き直っててよろしい。

・クリアだけなら物量的にはそれほどでもないが、アイテム収集だとか高難度のモード攻略、オンラインでの対戦まで含めると、とことんやり込めるボリュームがある。シューティングと言うジャンルを考慮すればボリュームは充分過ぎるほど充実していると言える。

・オンライン対戦は下手なら下手なりに楽しめ、しっかり報酬ももらえる作りなのは嬉しい。どうしてもオンライン要素は『巧い人=神』&『巧い人=アイテムがっぽり』もしくは『ひたすら時間がある者勝ち』みたいなデザイン・風潮になりがちなんだけど、そう言った流れに安易に乗らない姿勢に好感が持てる。
・本体を固定するスタンドが付属しているのは親切と言えるのだが、逆に言うとスタンド無しだと結構キツい。左手だけで本体を持ちながらアナログスティックとLボタンを操作し、右手でタッチペンでの照準操作をすることになるのだが、必然的に左手にかかる負荷がとんでもなくデカイ(片手で本体の端の方を持ち、加えて右手のタッチペンで力をかけてるので本体の重量以上に負担が大きい)。やめ時が見つからないのだが、それだけに長時間スタンド無しで遊んでしまうと手首が非常に痛いという事態に・・・。(病人とは言え)成人男性の自分でさえこうなってしまうのだから、お子様や女性にはかなりハードと言えそうな。自分の場合、スタンド無しで遊ぶときはDSiLLのでかい方のタッチペンで遊ぶと右手で本体を支えつつ操作もできるのでちょっと楽だった。手の小さい人は無理かもしれんが、長いタッチペンを持ってる方はお試しあれ。

・地上戦のカメラ操作が独特(タッチペンの左右のスライドでカメラを回転させる)なので慣れるのにちょっと時間がかかる。
感想ですけん。
 25年も新作が出なかった『パルテナの鏡』の新作を、カービィとスマブラで有名な桜井政博氏が担当。オリジナル版のイメージが残ってるかって問われたら迷わず「No」と答えるが、別に原作自体がそんな傑作でもないし、イメージが定着するくらい偉大なゲームでもなかったから、まあ大きな問題ではないか(苦笑)。それでも、よくもまあそんな昔のキャラを引っ張り出して新作を作る気になった物だと感心。下手な完全新作よりも面倒だったのではないかと思うが。
 と言うのはさておき・・・、桜井師範の手掛ける作品は手触り重視で軽快・快適な作風だが、これも例に漏れずサクサクとテンポの良い味付け。それでありながら非常に中毒性が高い。ゲームの内容そのものはサービス載&もてなし精神全開。長時間遊び続けると手が痛くなるのが難点だが、それ以外はほぼ死角無し。3DSユーザーならマストバイな一品。

掲載日:2012年3月26日
更新日:2012年4月30日


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