ルイージマンション2
メーカー:任天堂
開発:ネクストレベルゲームス
機種:ニンテンドー3DS
発売年月日:2013年3月20日
価格:4800円
ジャンル:アクション(3D)


執筆:アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
80
プレイ時間…15〜20時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
良いある!すごいある! だめネ〜、シャッチョサ〜ン。
・ステージの至る所に散りばめられた謎解き要素がなかなか秀逸。難易度も簡単では無いが程よい塩梅で調整されているように感じる。右で挙げたように操作面でやや難はあるが、アクションゲームとしてもアドベンチャーゲームとしても丁寧な作りが光る。

・ゲームキューブで出た前作同様に光だとか透明感だとかグラフィック表現はなかなか凝っていて粗も目立たない。3DSと言う括りで見るとかなり頑張っていると思う。立体視の効き具合も臨場感アップに一役買っていて3DSならでは、と言った出来映え。

・前作での最大の不満点だったボリュームの無さは改善されている。コインやオバケの収集要素、オバキューム(ルイージの持つ掃除機)の性能の強化とか、ある程度やり込み要素が加わったのも程よいアクセント。ステージが区切られるミッション性になったが、携帯機の特性には合ってると思う。

・ルイージのリアクションの種類が実に豊富。無駄に充実していて見ていて飽きない。BGMに合わせて口笛を吹くだとか細かい仕草の部分の作り込みも良し。兎にも角にもオーバーなこわがりっぷりが良い。
・アナログスティック2本を駆使した操作性が秀逸だった前作と比べると、今回は「Xボタンで上を向きながらRボタンで吸い込む」だとか「Bでやや下を向けながらYでブラックライトを照射する」だとかやたらとボタンの同時押しを要求される作りなのが直感的とは言いづらく洗練されていない。この辺りは少々煩わしく感じる。操作周りに関してはゲーム中でも説明が少なく、不親切ではないかと思う。

・1ミッションで数十分かかる物が多いが、ミスると最初からやり直し。敵が復活するとかだけじゃなく、謎解きも込みで一からやり直しなのが辛い。死ぬと最初からやり直し(アイテムを手に入れていれば中間からだが復活ポイントが長さと比して少なすぎるには変わらない)のは辛い。最近のマリオの過剰親切っぷりと比較するとちょっとこっちはやや突き放し過ぎな気もする。あと、ミッション制で細切れになってる分、没入感では前作より劣る。

・ジャイロ機能を使ったバランス取りのミニゲーム要素は蛇足的。大して面白くないし3DSの立体視とは恐ろしく相性が悪い。機能があるからって無理して入れなくても良かったのでは?

・マルチプレイは意外と時間がかかりダレる。ギミックにせよ敵の配置にせよ1人用の物ほど練られておらず、ワンパターンなのが気になる。1フロアで数分かかる物が25階も用意されている(=1プレイで1時間以上かかる)物とかもあり、途中で人が抜けるのもザラ。もうちょいここは考慮してもらいたかったな。

・ランク評価の基準が分かりにくい。どこが駄目だったのかとか、もうちょいゲーム中で基準を明示してもらいたい。
感想じゃけいのう。
 任天堂内製だった前作と違い、海外のメーカーに外注に出された作品だけに若干不安はあったが、しっかり練り込まれた内容で安心した(この作品にせよ他の物にせよ、昔に比べると社外開発物のクオリティが上がったように感じるネ)。前作の不満点だったボリューム不足も改善された、丁寧に作られたアクションアドベンチャーの良作。
 ただ、やたらと複数ボタン同時押しを強要される操作性の部分だとか、多人数モードを中心に若干ムラのあるバランス面だとか若干の粗さがあるなあと感じたのも事実で、その辺がちょっと惜しいとは感じた。

掲載日:2013年4月1日
更新日:2013年12月30日


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